美しく、正確に、誠実に

私たちの基本姿勢

美しく:情報を整理し、読みやすさを設計する

組版とは、単に文字を並べることではありません。読者の目に優しく、内容が正しく伝わるよう、行間、余白、ルビの一つ一つにまで細心の注意を払うよう心がけています。難解な数式や複雑な注釈が含まれる学術書において、私たちが追求する「美しさ」は、情報の正確な伝達を支える大切な要素であると考えています。印刷では、そうした誌面を読み心地の良いインキ濃度で用紙に定着させ、一冊一冊の「本」へと具現化しています。

正確に:ヒューマンエラーを防ぐ仕組みと「人の目」

デジタルツールによる自動処理と、熟練した校正者による丁寧な内校正。この二つの視点を組み合わせることで、高度な専門性が求められる書籍においても、正確性の高い仕事を提供するよう努めています。お預かりした原稿の意図を汲み取り、矛盾や疑問を一つずつ洗い出す。印刷物の一枚一枚をデジタルの目で丁寧に確認する。その地道な繰り返しのなかに、私たちが守るべき品質の根幹があります。

誠実に:変化を恐れず、お客様の最良のパートナーであること

私たちは「印刷」という枠組みに留まることなく、お客様にとっての最適なアウトプットを常に模索し続けています。電子書籍への展開やJ-STAGEへの搭載支援、そして新しい自費出版の形。時代のニーズに合わせた技術を採り入れながらも、根底にあるのは「お客様に誠実に寄り添い、安心して任せられる存在でありたい」という創業以来の想いです。それは最新のデジタル技術にも、日々インキの調整に向き合う職人の手元にも、変わることなく息づいています。

代表挨拶

私ども三秀舎は創業以来100年以上に渡り、ひとつの原稿に込められたお客様の想いを大切に、出版印刷を中心としたものづくりに取り組んでまいりました。
特に書籍組版におきましては、活版印刷時代からの文字組みの伝統を、現代のデジタル制作体制でも受け継いでいます。

創業は明治33年。当時は識字率がさほど高くない時代でありましたが、外部から講師を招いて、言葉や文字を扱うプロフェッショナルを育成するための社員教育を行っていたという記録があります。
社員一人ひとりの成長を支えるこの営みは、「お客様に安心して任せていただける印刷会社でありたい」という信念とともに、三秀舎の変わらない土台となっています。

これからも、社員一人ひとりが誇りを持って働ける環境を整えながら、「美しく、正確に、誠実に」という基本姿勢を軸に、お客様にとって信頼できるパートナーであり続けることを目指してまいります。

代表取締役社長
加藤寿考